消毒・薬剤散布
植木・庭木の消毒は、害虫や病気から守るために必要な作業になります。
育てているものを虫や病気から守る為には、やはり消毒はした方が良いと思います。
害虫が発生すると、植物が枯れたり、病気になってしまうこともあります。
また、害虫は庭木にだけでなく、人によっては身体に害虫がつき、アレルギー症状が出てしまうことも!
(私も、昨年はチャドクガに結構やられてしまい、1・2日間かゆみと格闘することが何度かありました。もし、害虫にやられてしまった方は、すぐにシャワーを浴び、着ていた洋服はお湯で洗濯すると良いと思います。)
庭木の消毒は適切な時期にすることで、より高い効果があります。
害虫の種類にもよりますが、冬以外の春から秋にかけて発生しやすいです。
また、病気も種類により多少異なりますが、春と秋に発症しやすいです。
稲葉造園おすすめ時期(年3回)
時期 | 目的 | 効果 |
1月~2月 | 消毒 | 春に害虫や病原菌が増えることを防ぐ。 |
3月~4月 | 殺虫 | 1月・2月に予防できなかった害虫を駆除する。(新芽に注意して行う必要があります。) |
7月~9月 | 消毒 | 1年をとおして害虫、カビ、ダニの発生率が高いため、この時期の消毒はとても大切です。 |
10月~12月 | おやすみ | 害虫や病気の被害にあっていなければ、この時期はやらなくても大丈夫です。 |
稲葉造園では、消毒のみのご依頼も承っております。
雨の日の消毒はあまりお勧めできないので、消毒日に雨が予想される場合は、別の日に日程を変更していただく場合がございます。
雨の量にもよりますが、雨が降る2-3時間前に消毒液を散布しておけば、消毒の効果はまだ見られます。
できるだけ、晴天の日を選び、散布することをおすすめいたしますが、季節によっては、晴天が続くとも限りません。
その際は、薬の中に展着剤というものを入れ、雨が降った後でも、その効果が継続するよう対応させていただきます。
庭木の害虫や病気を予防する為に消毒を使用すると思いますが、それだけでは害虫や病気を100%防ぐことは難しいです。
1.虫がつきやすい原因は、カビにもあります。日光と風通しを利用しカビが繁殖しにくい環境づくりをする。
2.病気になっている葉などから病気が拡大するので、病気の拡大となるような原因を駆除することが大切です。
3.良い土からも草木は栄養をとることができますので、土選びを考えてみる。
ぜひ、庭木を守るためにも、害虫の発生がひどくなる前の卵の時期から予防をお願い致します。
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